第22回【ヒロマミの知っ・得・美コーナー】

謎に包まれた効果抜群!?医薬部外品の正体は。「薬機法」がまるでマジックボックスのように、4つのカテゴリーに分けて商品を規制しています。それぞれ「医薬品」、「医薬部外品」、「化粧品」、「医療機器及び再生医療等製品」。その中の「化粧品」と「医薬部外品」にスポットを当ててみます!

まず、「化粧品」。美容業界が生み出す化粧品ですが、実は効能効果をアピールすることは禁じ手。美白やアンチエイジング、シミやシワが治るなんて言葉は、効果があったとしても口にすることができません。

「医薬部外品」は、薬機法上認められた成分の効能効果は堂々とアピールできます。しかし、その成分表示にはミステリアスな部分が…。化粧品と違って全成分表示の義務がなく、ブラックボックスのように、消費者には知ることができません。つまり、「医薬部外品」は、一部成分の効能効果が認められますが、その製品の全成分は謎に包まれています。宣伝文句ではなく全成分表示している化粧品のほうが安全性においては製品の透明性が高いとも言えますね!