第21回【ヒロマミの知っ・得・美コーナー】

18世紀後半に始まった産業革命は、やがて世界的な大量生産時代を招き、 安価で効率がいい素材として選ばれたのが石油でした。石油製品の開発は、 あらゆる分野において急速に進み、衣料品、食品添加物、医薬品、建材、プラスチック、合成塗料なども石油を原料とした化学物質で作られるようになりました。

合成界面活性剤は、第一次世界大戦中にドイツで石炭から作られ、 その後、 第二次世界大戦中にアメリカがABSという石油を原料とした現在の合成界面活性剤が出来ました。これが戦後に洗濯洗剤、食器洗い洗剤、洗顔フォーム、ボディフォーム、 シャンプー、 歯みがきなどに使われるようになったのです。 魚を入れた水槽に洗剤を入れると魚が呼吸できずに死んでしまう動画を見て驚いたことがあります。ちなみに農薬や化学肥料も、石油を原料として、2つの世界大戦の時に使用された毒ガスなどの化学兵器から転用されたものです 。

農薬は虫はころっと、人はジワジワ?😅 安全性は、いかがなものでしょうか⁉️

 

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