口紅やグロスをよく使う人は、一生のうちに口紅を20〜30本食べている計算になるそうです。
これを聞くと、単に色で選びがちな口紅ですが、成分も気になりませんか?
唇はもともと角質が薄く経皮吸収しやすい場所ですが、口の中に直接入ってしまう事も問題です。
特に気になる成分は着色料です。
化粧品の色素は"タール系色素" "天然色素" "無機顔料"などに分けられます。タール系色素は石油を原料とし、色素沈着の不安だけでなく、発がん性やアレルギーを引き起こすものも多くあります。
赤色○号、青色○号、黄色○号などと表記されます。食品添加物として使用が許可されているものは12種類あり、化粧品では83種類もあります。その中には、海外で使用禁止になっているものも含まれます。
オーガニックコスメでは、鉱物以外で自然界に存在する天然色素(シコン、ベニハナなど)や鉱物などを原料とする無機顔料(酸化チタン、酸化亜鉛、マイカ、カオリン、タルクなど)が使用されます。
口紅選びの参考にしてみてください。